
集中力は遺伝で決まっているの?

本記事ではこのような悩みを解決します。
集中力は遺伝で決まっているのか?
その答えを先に述べると遺伝では決まっていません。
努力次第で集中力は鍛えることが可能です。
では集中力のある人とそうでない人は何が違うのか?先日このようなtweetをしました。
集中力を高めたいなら以下の7つを意識しよう!
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■場所→視界に入るものを減らす
■姿勢→脳に血をいきわたらせる姿勢を
■食事→ブドウ糖を摂取せよ
■感情→場面に応じた感情を意識する
■習慣→習慣化で集中力をキープ
■運動→運動で集中力UP
■瞑想→瞑想で集中力UP
\— まっちゃん@ブログ10ヶ月目 (@masablog7) November 25, 2020
本記事ではその内容を詳しく紹介していきます。
集中力を決める大きな要因7つ!
集中力を決めるのは遺伝でなく生活習慣や環境によるところが大きいです。集中力と関係する大きな要因7つがどのようにかかわっているのか解説していきます。
場所
あなたは勉強や仕事をするときどのような場所を選んでいますか?もしも以下のような環境だったら要注意です。
- 物が散乱している
- 物音が一切しない、またはとてもうるさい
- デスクの上にスマホを置いている
スマホをはじめ、注意を引くものがある環境は集中の邪魔になります。まず机の上には勉強・仕事で必要なもの以外は置かないようにしましょう。スマホも引き出しに入れておくなど目に入らない環境にするべきです。
次に集中力と音の関係ですが、ある実験で「物静かな図書館」「ある程度騒音のあるカフェ」「工事などの騒音がある所」の中で最も集中できるのはどの環境かを調べた結果、「ある程度騒音のあるカフェ」が最も集中できるとの結果が残っています。勉強場所はリビングなど少しの雑音がある環境や音楽をかけると良いでしょう。
姿勢
以下のような姿勢になっている人は要注意です。
- 背中が丸まっている
- 肘掛けやデスクに肩肘をついている
- 腰が伸び切ってしまっている
- 脚を組んでしまう
姿勢を正すことで血流がうまく脳までいきわたり集中力を保つことができます。正しい姿勢には以下のことを意識してください。
- あごを引いては首の上にのせる
- お尻と腰を直角にする
- 両肘をつける
- 足の裏を床につける
食事
食事に関して脳に必要な栄養素は山ほどあり詳しい説明は省きますが、肝に銘じていただきたいのが「脳はブドウ糖がないと働かない」ということです。
ブドウ糖が多く含まれる食べ物は以下になります。
- 白米
- パン
- ブドウ
- バナナ
- アンズ
- はちみつ
上記の食べ物は高GI食品と言われています。高GI食品を食べると急激に血糖値が上がります。急激に上がった血糖値は急激に下降する性質を持っているため、集中力が切れるのも早いです。それを防ぐために低GI食品を食べる方がより良いです。
- 玄米
- そば
- リンゴ
- チーズ
- ヨーグルト
感情
あなたは時間も忘れて集中した経験がありますか?そのような状態をフロー体験と呼びます。フロー体験するために必要なポイントを4つ紹介してきます。
- 頑張れば達成できる難易度の事柄に挑戦する
- 取り組んでいる対象へのコントロール感覚がある
- 直接的なフィードバックがある
- 集中を妨げる要素を取り除いた環境にある
上記の4つのポイントが満たされたときに生産性が最高の状態を保つことができるのです。詳しい内容は以下を参考にしてください。
習慣
集中力は目に見えないので無限にあるかのように感じますが、有限です。
2000人のアメリカ人に「あなたは1日に何回の選択しているのか」という調査をしました。そこでアメリカ人は1人平均1日70回の「選択」をしていることがわかりました。引用:選択の科学
脳は行動することによって疲れるのではなく、小さな意思決定の連続によって疲弊していきます。
1日70回選択しているという内には、「何を食べるか?」「洋服は何を着るか?」など些細なことも含まれています。そのため、スティーブ・ジョブズは洋服を1パターンと決めて、選択する機会を意図的に減らしていました。このようにルールを作ることで習慣化し、自動的に選択される環境を作ります。そうすることで大事なタスクに集中力を割くことができるのです。
運動
運動は「姿勢」や「感情」とも関連していて最も集中力を高める方法と言えます。
20分の軽い運動をした後の3~4時間は認知能力、集中力や考察力が高まることが分かっています。
瞑想
運動は短期的に集中力を高めるのに対して、瞑想は集中力の持続時間を延ばすことができます。
瞑想は多くのアスリートや著名人が取り入れており、以下の効果を得ることができます。
- リラクゼーション効果
- 集中力アップ
- ストレスに強くなる
- 感情のコントロール力が強くなる
- 体脂肪が落ちる
- 睡眠の質が向上する
1日30分の瞑想が理想ですが、20分の瞑想を週4回行うだけでも集中力の向上が期待できます。最初は20分、30分の瞑想はキツイと思いますので、5分、10分と徐々に時間を延ばしていって下さい。やり方はシンプルで呼吸に集中するだけ。心の中で吸って吐いてと唱えましょう。
集中力は遺伝でなく環境とトレーニングで決まる!
集中力は遺伝で決まるのではないことが分かっていただけたかと思います。
集中力は以下の7つの要因で決まります。
- 場所
- 姿勢
- 食事
- 感情
- 習慣
- 運動
- 瞑想
そして、集中力を鍛えるなら瞑想です!!
本記事は以下の書籍を参考にしています。
本記事で紹介した内容はほんの一部になります。本書には具体的な運動方法や心理学の手法を用いた環境作りなど、集中力を高める方法がさらに詳しく記載されています。
集中力がないと感じる人はぜひ読んでみてください。
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