【エクセル TRIM関数】
同じ値に見えるのに一致しない…
システムエンジニアをやっているとよくこんなことを言われます。

お客様からもらったデータチェックしといて!!
他の仕事でもExcelを使用してのデータチェックってたくさんあると思います。
本記事ではデータチェックの時に使える関数『TRIM関数』について説明します。
事象
データチェックしていてお客様からもらったデータと手元にあるデータをチェックしていたわけです。
上記のような関数で TURE or FALSE でデータをチェックしていました。
下図のような事象が起きたわけです。
一致チェックで使用している関数は『=◯=◯』です
なぜ一致していないのか?
原因は、末尾のスペースでした。
お客さんに言いたい、なぜ空白を入れた???
一致しないな〜と考えてて20分は時間を無駄にしましたよ。
無駄なスペースがあるときに使用した関数こちら
TRIM関数の使い方
TRIM関数は余計な空白文字を削除してくれる関数です。
今回、実際に使用したのはこんな感じ
TRIM関数を下の方には入れています。
そうすることで一致チェックの結果はしっかりTRUEになっていますね。安心しました。
今回の教訓
今回の教訓は、データの値は同じに見えるのに一致していない時はスペースが悪さをしている!!
スペースが悪さをするのはExcelに限った話ではなくてプログラミングでも”半角スペース”と”全角スペース”が違うとか色々とあるわけです。
スペースには注意しましょう。
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応用編
データのチェック関連でいうと、ExcelとExcelを比較したい時ってありますよね。
そう!差分チェックです。
古いデータと新しいデータを比較してどこが変わったのかをチェックするやつです。
目でみていたら永遠に終わりません。
そんな時は『WinMerge』を使いましょう。
使い方は下記リンクを参考にしてください。

最後まで、読んでいただきありがとうございました。
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