革命人の堀江貴文氏と落合陽一氏の著者である『10年後の仕事図鑑』(2018年4月4日発売)を読んだので書評を書きます。
- 10年後の仕事図鑑ってどんな内容?
- 10年後の仕事図鑑を読むとどんなことが学べるの?
- これからなくなる仕事
- これから伸びる仕事
本記事では上記の悩みを解決します。
本書をざっくりまとめると
AI技術の進歩で今後の仕事のあり方はどう変わるか?を考えるという内容です。
是非とも就職・転職を考えている人に読んでほしい1冊となっています。
『10年後の仕事図鑑』著者について
本書の著者、堀江貴文氏と落合陽一氏はあまりにも個性的なのでまずは人物の紹介から入ろうかと思います。
堀江貴文ってどんな人?
堀江 貴文(ほりえ たかふみ、1972年10月29日 – )は、日本の実業家、著作家、投資家[1]、タレント、YouTuberである。愛称はホリエモンだが、堀江本人があだ名やペンネームなどを名乗る際にはたかぽんを自称している。sns media&consulting株式会社ファウンダー、インターステラテクノロジズ株式会社ファウンダー[2]、株式会社7gogo取締役、日本ゴルフ改革会議委員[3]、Jリーグアドバイザー、大阪府の特別顧問(国際博覧会(万博)担当)[4][5][6]である。元ライブドア代表取締役社長CEOである。
引用:Wikipedia
<堀江貴文氏が著者の書籍>
落合陽一ってどんな人?
東京都出身、六本木育ち。開成高等学校を経て、筑波大学情報学群情報メディア創成学類卒業。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了、博士(学際情報学)。 現在、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社 代表取締役社長、筑波大学 学長補佐・デジタルネイチャー推進戦略研究基盤 代表・図書館情報メディア系 准教授 デジタルネイチャー研究室主宰・JST CREST クロスダイバーシティプロジェクト 研究代表者。 本人が提唱する「デジタルネイチャー」という価値観に基づいた研究やメディアアート作品を制作。コンピュータと応用物理を組み合わせた視聴触覚への情報提示や最適化計算などの研究を行っている。Pixie Dust Technologies, Inc. およびジセカイ株式会社を創業。現在は、DMM オンラインサロンにて「落合陽一塾」を開設中
引用:Wikipedia
『10年後の仕事図鑑』の構成
本書は以下の構成からなっています。
- 激動の時代を生きるあなたへ
- すべてが逆転するこれからの働き方
- なくなる仕事・変わる仕事
- 生まれる仕事・伸びる仕事
- お金の未来
- 日本の幸福と社会について
- ピュアな情熱に導かれた”自分の人生”を生きよ
それでは、各Chapterの紹介をしていきます。
Chapter0:激動の時代を生きるあなたへ
これからの時代は『普通』が『普通』ではなくなってきています。
そして価値のあり方も変わってきて、個人で何ができるか?作り出せるか?が価値が見出される時代になりつつあります。
これからの時代にはどうなるべきかを問われています。
Chapter1:すべてが逆転するこれからの働き方
AIに仕事を奪われる…そういうニュースが多いのは確かです。
今後なくなる仕事ランキングなどたくさん出ていますね。
しかし、そんなことを考えるのはナンセンス!
AI技術が進歩するのは間違いなく良いことです。あとは自分がAIをどう利用するかを考えるしかありません。
Chapter2:なくなる仕事・変わる仕事
お二人が考えるなくなる仕事は以下の通りです。
なくなると考える理由もあるので理由は本で確認してください。
- 営業職
- 秘書
- 管理職
- 現場監督
- エンジニア
- 弁護士
- 会計士、税理士、社労士など
- スポーツの監督
- 介護職
- 警備員
- 教員
- 研究者
- テレビ
- 事務職
- 倉庫業務
- 公務員
- 窓口業務
- 医師
- クリエイター
- アート
- 銀行員
- 運送業
- 翻訳
- ドライバー
- 農業
- 顧客対応
- コンビニのレジ打ち
- 飲食店
- 物流
- 編集、校正
引用:10年後の仕事図鑑
めちゃくちゃ多いですね…
Chapter3:生まれる仕事・伸びる仕事
これから伸びていく仕事は、趣味の延長線上にあるようなコト、モノ
好きでやっていてそれにファンがつくような形が伸びていくそう。
現にYouTuberは正にそういったビジネスモデルですよね。しかも爆発的に市場が広がっています。
これから伸びる仕事は以下の通りです。
- 個人経営のお店
- 職人
- ドローン
- ショービジネス
- テレプレゼンスロボット
- 予防治療
- 宇宙開発
- 感情のシェア
- 観光業
- AIを操る
- 音声認識技術
引用:10年後の仕事図鑑
Chapter4:お金の未来
お金=信頼
この本質はそのままで、形が変わることが予想されます。
なぜなら現金を持つメリットがないから。
Chapter5:日本の幸福と社会について
インフラを欧米のスタイルを真似するのでは日本は幸せにはなれない。
本質的に違う日本には適さないので自国のスタイルを追求するべきだと述べています。
Chapter6:ピュアな情熱に導かれた”自分の人生”を生きよ
現代社会で働いていると自分で思考することが少なくなっていきます。
今日の晩ご飯何食べたい?
すぐに答えらえる大人はいるでしょうか?
自分で思考し続けて個性を磨き続けることがこれからの時代の価値となります。
『10年後の仕事図鑑』を読んだ感想
AI技術の進歩によって、たくさんの仕事が効率化されなくなっていく未来は容易に想像できました。
「AIに仕事を奪われるから不安」と思うのではなく、やりたくない仕事はAIがしてくるから自分は自分のやりたいことに没頭できるというボジティブな考えが持てました。
やりたいことで生きていくために何が必要か?
それを自分で考えていくために、たくさんの情報をインプットして解釈してアウトプットして良い人脈を作る!この行動をしないといけませんね。
行動を続けることで希少価値の高い人材になれると思います。
就活を考えている人に読んで欲しい理由があります。
その理由は就職することで個性が失われる傾向にあるということです。
今の大学時代にアイデアやモチベーションがあったとしても会社に就職し、研修などで社会人として教育をうけるうちにそのアイデアとモチベーションは錆びていきます。
そうではなく、大学生のうちに好きなことをマネタイムできる仕組みを作ることができれば強いとこの本を読んで強く思いました。
『10年後の仕事図鑑』まとめ
本書は就職や転職する人にもオススメしたい本ですが、その他にもやりたい仕事をしていない人にも人生の無駄遣いということを気付かさせてくれる良い本だと思いますので是非読んでください。
最後にホリエモンからのメッセージです。
未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ
他にもオススメの本を知りたい方は 【人生損しますよ!】読むべきオススメ本101選 を読んでください。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
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